マレーシアで個人から中古車を買う方法


はじめに

マレーシアで個人から2台目の中古車を買ったので、その時の様子を記す。ちなみに、1台目(こちらも個人取引)はすべて友達に手伝ってもらった(友達に感謝)。

個人取引の利点

  • 店の中間マージン(車体価格の約10%)がない。
  • 走行距離が改竄されている可能性がまだ低い。
  • 持ち主の素性(車の使い方)がわかるかもしれない。

個人取引の欠点

  • 売り出されている車の数が店よりも少ない。
  • 売り手が信頼できるかわからない。

信用する情報

  • ディーラーでの整備記録
  • 現物(メーターが指す走行距離は除く)

疑わしい情報

  • Webサイトの情報
  • 売り手が話す内容(裏付けがない情報)

私が重視したポイント

  • メーターの走行距離が正しいかどうか。

手順

  1. 車を探す。
  2. 車を見る。
  3. 走行距離を検証する。
  4. 保険を契約する。
  5. JPJに行く(車の名義変更)。

1. 車を探す

私はwebサイト(mudah)を利用した。

検索してわかること

  • 店が掲載している車の走行距離が明らかに短い(マレーシア人の年間平均走行距離は10,000 km以上、ソースは見つけたら載せます)。
  • クアラルンプールとその周辺都市の価格が他の都市よりも安い。
  • 記載情報の間違い(嘘)が多い。

2. 車を見る

サイトには売り手の連絡先(WhatsApp)が書かれていることが多いので、そこにメッセージを送る。もし連絡先がない場合は、サイトのメッセージ機能を使い、WhatsAppの連絡先を聞く。

車を見る時のポイント(最低限)

  • 事故に遭っていないか
  • 水没していないか
  • オーバーヒートをしていないか

覚えておくべき点

  • マレーシアでは、日本のように定期的に車を検査する制度がない。
  • 売り手が話す内容を常に疑う。

具体的に見る点はこのサイト(日本語)を参考にした。ただ、いくら事前に調べても購入後にわかる不具合もあるので、ある程度は諦める。

(参考)これまでに私が遭遇した購入後の不具合

  • トランスミッションオイルが漏れている。
  • エンジンが冷えた状態から正常に始動しない(揺れる、止まる)。
  • バッテリー液が漏れている。
  • 車内のスピーカーが鳴らない。

3. 走行距離を検証する

私は車の状態から現状の走行距離が正しいかを判断できないので、以下の情報から検証した。

  • ディーラーでの整備記録(車の固有番号で問い合わせる)
  • エンジンオイルやトランスミッションオイルの交換時期(差分)のステッカー

これらで現状の約90%は正しいかどうかわかる。残りの10%は諦めるか、以下で補う。

  • 持ち主の素性(売る理由、車の保有台数、使い方などを聞く)

4. 保険を契約する

売り手に買う意思を伝えた後(depositとしてRM500~1,000を払う)、それぞれの行動は以下の通り。

売り手

  • Puspakomに車を持っていく(車検, 費用はRM150以下)。

買い手

  • 保険を契約する(JPJに行く日と車検の結果が必要)。

保険の契約時に必要な情報

  • 身分証明書
  • 車の証明書
  • 車検の結果
  • JPJに行く日

保険の内容(特約)はこのサイト(日本語)が参考になる。

5. JPJに行く

車の名義変更のため売り手と一緒にJPJに行く。

  • 売り手が住む近くのJPJに行く(ペナン島の場合はJPJ BATU UBAN)。
  • JPJのアプリ(JPJeQ、表示はマレー語)をスマホにインストールしておくと、予約が取りやすい。
JPJ_Cheras_Bandar_Sri_Permaisuri
JPJ_Cheras_Bandar_Sri_Permaisuri

必要な書類

  • 車検の結果と車の証明書(売り手が用意する)
  • 名義変更の書類(JPJにある紙に手書きで書く)
  • 身分証明書のプリントアウト(外国人の場合はパスポートと長期滞在ビザ)

上の書類と一緒に提出する物

  • 身分証明書(外国人の場合はパスポート)
  • 免許書

必要なお金

  • 名義変更料(RM200, 2024年10月時点)
  • 税金(road tax, 車の排気量に依存する)

名義変更後、車の鍵と引き換えに売り手に車の代金を払う。DuitNowを使えば、即時に相手の口座にお金が振り込まれる。もし外国人に送金する場合は、受け取りの限度額に注意する。